1952-07-11 第13回国会 参議院 本会議 第66号
公社法第三十條は、給與の大綱規定を設け、おおむね給與準則に讓つておるにかかわらず、同じく給與準則に譲るべきで休職者の日給與は、ことさらに細部に旦つてまで第三十二條に規定しようとした真意は、了解に苦しまざるを得ないのであります。その休職者の給與の決定は、人事院の勧告を遥かに下廻つている。
公社法第三十條は、給與の大綱規定を設け、おおむね給與準則に讓つておるにかかわらず、同じく給與準則に譲るべきで休職者の日給與は、ことさらに細部に旦つてまで第三十二條に規定しようとした真意は、了解に苦しまざるを得ないのであります。その休職者の給與の決定は、人事院の勧告を遥かに下廻つている。
平均給與水準なるものは政府の思う壼にはまつて、今日給與問題に著しい昏迷と不利とを招来しておるのであります。併し何と言つても今日の状態においてはつきり言えることは、今の一万六十二円平均給というものの具体的な内容、その根拠となるものは十八・六才の中等度の教育を経た成年男子たる国家公務員の給與額は、現行法においてたつた四千円ということであります。
このように、困る者を上げないで、上の方を上げるというカーブのとり方をとつたということは不公平ではないかと、われわれは政府に尋ねたのでありますが、これに対しまして政府は、今日給與については、生活給的な考え方から能率給的な考え方を加味すべき給與政策をとる段階に来たのであるから能率給的意味でこの上の方を上げたのであるというようなことを答弁せられておるのであります思うに、今回の政府案は、人事院の勧告を一千二百円
○八百板委員 それから先ほど大友先生のお話で、人事院が勧告した中で取入れたものは、下の方を薄くし、上の方を厚くするという取り方を一層ひどくしただけであつたという御指摘があつたのでありますが、政府の今までの説明を伺つておりますと、今日給與政策の上においては、能率給的な考え方を加味して行く必要がある段階であるから、従つてこういうふうな較差をはなはだしくしたのであるというような説明があつたのでありますが、
今日給與の引上げの必要なことは当局の答弁によりましても、また委員各位の熱意、また留守家族その他の要望によりましてもはつきりいたしておるのであります。ただ問題はその金額をどのへんで決定するかということが問題だと思うのであります。
今日給與実施本部は人事院に移つていると思うのでありますが、官公吏諸君はもし給與改訂が差迫つてできないとするならば、暫定措置として夏季手当のようなものをいただきたいという非常に熱心な要求があるのであります。
当然このことは後の臨時国会か何か、あとでやればよいことで、今日給與べースを引上げるにしても、引上げるのに別な困難な事情があると考える。いわゆる別な事情ということは渉外対策の問題である。
次に勤労所得税でございますが、これは御説の通り毎日あるいは毎日給與から支拂われる際に、源泉で差引きまして納めていただきます関係上、ほんとど毎月確実に入つて来ております。従いまして、これは常に早いうちから成績がいいのでございまして、納税と申しますか、徴税の成績も非常にいいことは御承知の通りでございます。
そうしてその多くはああいう広大なところで作業をしてもらう関係からいたしまして、従来とも出来高拂いの方式でもつて、その一月当りの実際にその地方において出て来る二十二日とか三日とかいつたものを、見当をつけて收得高をきめて、それからの割出しでもつて単価を一石当り幾ら、あるいは林道であればメートル当り幾らというようにしておるのが常でございますが、今日給與の問題で、その労務者の方々も公務員法であるとか、こういう
だがそういうような実質賃金を引上げるという点から、いわゆる給與ベースの引上げではないが、実質賃金を向上せしめるという何らかの方法によつて、給與ベースにかわる改善を考えてはいないかどうか、たとえていいますと増俸をするとか、あるいはその他幅利施設をば向上しめるとかいうような意味において、政府は何か代案を考えてはいないかどうか、今日給與ベースの問題は非常に国民の注視の的になつておるので、この点を私最後にただしておきたいのであります
これは一般の工場労働者におきましても、あるいは商業等を営んでおります従業員諸君にいたしましても、当然今日給與ペースが引上げられておるのでありますから、今日におきましては二割ないし三割の低賃金であることは、万人ひとしく認めておるのであります。
現在は殆んど第百七十一号の適用を受けると、はつきりしているものか、特別調達庁長官と大蔵大臣の協議で決めるという点は、法律に基いて明確に今日給與を受取る者が協議に待つということになると、甚だぼやけたことになつて一つの不案の観念を持つのじやないかと思うのですが、その点どうお考えでございましようか。
定額制の問題にいたしましても、今日給與全体が——單に教職員の給與だけではございません、全体の給與そのものが生活を維持する上に十分でないようなむりなところで、ただ経済を安定させるために、がまんしてもらえるために、むりな線を引いておるわけであります。
從つてこの三百億と、今度も事業を殖やさないで、昨年度の通りに仮にやるといたしましても、過日給與のベースが六千三百七十円に上りましたために、來年度にこれを延長いたしますと、約二百億の経費の増加を來たすわけであります。
○門屋盛一君 昨日給與法案を通しての今日でありますから、非常に議員各位は疲れておりますけれども、予算案は本日遅くなつても上げたいと思います。但しその予算が上つたとたんに、向うで不信任案が上程されるということになる、明日までこつちもおらなければならん。
今日給與という問題は極めて迅速に審議しなければならん私は義務を感じている。政府に対しての義務ではなく、官公労に対しての義務を感じている。それにも拘わらずこちらから要求しなければ出て來ない、私は從つて法案という問題は関係法案の中一つは審議未了になつておる法案もある。これに対して又出す政府の方針もある。これらについて説明を聽きたいのであります。
第二番目には覺書にある千八百圓水準とは、政府の物動計畫の一環として、過日給與審議會にもち込みまして決定したるところの暫定業種別平均賃金であるはずであります。しかもこれに對する安本長官の説明は、米價を初めすべての新公價格をこの水準で押え、その水準のわく内において全勞働者の最低生活を要求してきたのであります。